介護の問題がやってきた。今回の介護に関する対応の反省点と介護の申請で注意するべき1つのこと
13207です。
ここのところ、プライベートでいろいろとありました。
一つが介護の問題です。
我が家も親が高齢で体調もそこそこ悪かったため、介護保険の申請を行いました。
経緯
親は4月から体調がよろしくありませんでした。
自分自身だけでの世話には限界もあること、自腹での立替にも限界があるので介護保険の申請をすることにしました。
当時、私は介護保険のことなどさっぱりわからなかったのですが、区役所の福祉課に連絡すればその先は何とかなると思ったので連絡を取りました。
最初の介護の申請
連絡する際には、親の体調が悪いこと、介護保険の申請をしたいことを伝えると担当者が窓口となり、いろいろな質問が出ました。(質問事項は簡単に答えることができました)
介護認定をする方からも連絡があり、介護認定をするために面談が必要だということで面談の設定の話もしました。
ここで私はミスをしてしまいました。
介護認定を受けるためには、認定調査において親がそれなりの応答ができる必要があると思い、親の体調がよくなってから面談の日時を設定しました。
親は体調が良ければ普通に対応もできるし、一般人と比較して歩行に難はあるものの、一人で生活はできます。
反面、体調が悪化すると寝たきり老人に近い状態になり、一人で生活することはかなり難しい状況です。
面談が必要であることと、施設で面談を行うという話だったので親の体調がよくなってから面談を行いました。
介護認定は要支援を受けました。
介護認定を受けた後、支援のための契約を行いました。
要支援認定を受けた直後からの異変
この要支援認定を受けた直後から親の体調は悪化し、寝たきりに近い期間が継続しました。
自分の親がこの状態で要支援と評価されているのだから、他の介護はもっと大変なんだろう、要介護は寝たきりの方だけなのだろう、という感想しか持っていませんでした。
実際、昨年亡くなった祖父は年に何回も入院していて、ベッドから動くことはあまりなかったこと、移動は車椅子だったので、要介護のレベルではないとも思っていました。
とはいうものの、一人で親の世話をするのは大変で仕事との両立に支障が出始めると危惧していたことから地域のケアマネさんに来てもらいました。
今後、どうやって世話をしていくか相談するためです。
来てもらったケアマネさんに状況を説明し、その後親を見て一言。
「これは認定を変更してもらった方がいいですね。体調がいいときは要支援のレベルだったのですが、この状態を見たら要介護であることは間違いがないです」
「状態としてはよろしくないので、まずは病院に行ってください」
といわれ、親のかかりつけの病院に。
その病院では詳しい検査ができないということで紹介状を頂き、大きな総合病院へと連れて行きました。
その場で入院となり、現在に至ります。
現在でも親は入院していますが、介護保険の区分変更のための面談はすでに行いました。
入院直後は一日ずっと睡眠をしている状況だったので、入院してから10日程度経過してからの面談でした。
まだ区分変更の結果は出ていませんが、面談をする限りでは要介護になることだけは確実と伝えられています。
今回の反省点
今回の反省点は、
自分自身が介護のことに関して全く無知であったこと
もうすこし介護のことを調べておけばよかったこと
面談のために体調が良い時期を選択してしまったこと
が挙げられます。
介護に関して全く無知な状態でネットをいろいろと調べましたが、
介護保険の申請の場所やどんな人と打ち合わせをするのか、という話が多かったものの
介護の面談に際して体調が悪くても面談をするべきだ、ということが書かれた記事は見つかりませんでした。
面談に際しては本人との対話が必要である、という言葉に引っ張られて体調がよくなってから面談の日程を設定しましたが、これに関してはいま本当に後悔です。
体調が悪い状態をそのまま見せた方がよかったと考えています。
体調が悪い時期に自宅に来てもらって面談をしていれば早い時期に適切な介護認定(要介護)を受けることができた、ということに関して後悔しています。
親の体調に関しても私自身の配慮が足りなかったため、今回入院してしまったとも考えています。親自身は体調が悪くてもその旨を伝えず、痛みがあっても全くその旨をい言わなかったため、症状がより悪化したのではないか、と思っています。
それだけでなく、自分の仕事周りにも迷惑かけちゃっています。
親の面倒を見るのに自分の時間を使ってしまい、結果として収入が減るのは仕方がないとは思っていますが、周りにも影響が出始めているので周りには迷惑をかけているなあ、と反省しています。
介護保険の申請をする際のアドバイス(?)
もし、介護の問題がいきなり直面した場合
介護保険の申請を行うような状況となった場合
親の体調が悪い状態をそのまま見せる、ということが本当に重要です。
面談に際して子供も同席できます。同席していろいろと説明すればいいだけのことです。
判断者が、介護保険申請者の体調の悪い状態を知れば適切な判断が行われ、適切な対応をするための前提が整います。
体調が回復すれば認定度合いを軽くすることもできます。
適切な判断のもとで適切な対応を準備することが介護保険の使いかたと考えていますし、
結果として自分だけでなく、仕事の周りの人にも迷惑をかけないで済むんじゃないか、と感じた次第です。
それにしてもほんと、時間も取られるし、精神的に消耗します。
介護が始まると大変だよ、という話は聞いていましたが、実際自分がその状態に置かれてみると、想像以上に消耗することがよくわかりました。
介護保険関係に関してはいろいろとまた書いていきます。