アラフォーの仕事と子育て日記

ベンチャー企業に勤務している人の日記。 日常的なことやメモのほか、英語、ネットショップ運営、子育てに関して書いていきます。

コロナ対策 セーフティーネット4号・5号とった話 

13207です。

 

いまコロナで世の中大変ですよね。

これまで書いてきた会社も大変です。

先日、4号のセーフティーネット、5号のセーフティーネットの両方をとってきたので備忘録がてらに書きます。

結構大変な時期です。リスケとか、換価の猶予処分とか受けている人には参考になるかもしれません。

 

融資と借換合わせて億を超えて、貸出先としても正常化されました。

詳しく書きたいのはやまやまなのですが、身バレが嫌なので金額に関しては合計額として表示します。

 

この記事で役に立つのはこのような方です。

コロナ融資取りたい方

公庫や保証協会の融資困ってる方

リスケして融資困ってる方

コロナ以前から資金繰りに困っている方

 

 

 

0 会社の現状

ブログの更新も滞っていたのであんまり書いていませんが、会社の財務的な状況に関しては以下のとおりです。

公庫融資:リスケ中

保証協会融資:リスケ中

消費税等法人関係の税金:猶予の換価処分受けており、分割納付中

社会保障系の支払:換価の猶予処分を受けており、分割納付中

公庫、保証協会融資に関してはリスケしながらも分割支払に関しては支払日に遅れることなく支払いを継続中。

消費税その他の税金、社会保障系の分割納付に関しても同様。

 

1 セーフティーネット取得の経緯

3月後半より会社の売上が下がってしまったこと、今後の返済や支払に関してかなり暗い見込みが出てきたので政策金融公庫に相談。このころから緊急事態宣言やロックダウンのうわさも聞いていたので早急に相談する必要ありと判断。

コロナ対策で政府が融資に積極的になったということで3月25日前後に申込、4月中旬に面談。

面談にあたり、2020年1月、2月、3月の売上および収支(速報値)、直近の決算書3期分、4月~6月までの収入予測、支払予測を準備。

政策金融公庫の結構上の人が出てきて90分ほど真剣なやり取り。緊急事態背減により仕入れが止まり、輸入仕入も当面の間ストップすること、4月末からはキャッシュ不足が発生すること、5月のほぼ確定している支払額、6月末の予測支払額を提示し、6月末までの支払資金総額の融資のお願いをしました。

その中で「リスケ中の会社だとコロナ対策としての融資でも、希望する全額を融資することはできない。」という結構シビアな対応でした。

希望金額は4月、5月、6月の支払いの不足金額を足したもの。ということは、場合によっては5月中にキャッシュ不足、ひいては倒産もしくは廃業も視野に入れる必要がある、と考えました。

 

2 セーフティーネット取得の経緯 保証協会での相談 

政策金融公庫との面談でシビアな対応を受け、倒産を防止するためには公庫だけではどうしようもなく、信用保証協会でもいろいろと話をしたほうが良いのではないかと考え、信用保証協会で面談しようと決断。

公庫を出て軽い休憩ののち、信用保証協会に直行。

信用保証協会の担当者には公庫に提出した資料と全く同じ資料を提示し、コロナ対策としてどのような方策があるのかアドバイスをください、と単刀直入に、真剣な顔で伝えた。

金額も公庫と全く同じ金額を証拠とともに提示。

保証協会担当者は資料を見て、質問をいくつか投げかけ、自社の置かれている状況を正確に把握しようとしてました。

その後、担当者と直近の売上に関する話をし、担当者からは現在の制度として自社が活用できるものである4号セーフティーネット、5号セーフティーネット感染症対策借換制度などを丁寧に説明を受ける。

(4号セーフティーネット、5号セーフティーネット感染症対策借換制度に関してこのブログ上では省略)

 

3 4号セーフティーネット取得と書類のポイント

4号セーフティーネットに関して市区町村のホームページを読み、必要書類とセーフティーネット適用要件をしっかりと検討(売上減少率20%とか)。

必要書類を作成しつつ、20%減少している書類を作成。

当社の場合、毎日の売上および月ごとの支払いを逐一エクセルで管理をしており、すぐに書類を作成することができた。

また、役所担当者と相談し、毎月1日からの売上計算ではなく、月途中日付からの売上計算も行い、セーフティーネット適用要件を充足する旨の書類および売上が20%以上減少することが明確に判断できる自社の社内資料を添付資料として作成。

保証協会の面談から1時間で上記書類を作成し、区役所に電話連絡の上でセーフティーネット4号の申請を行う。

その場でセーフティーネット4号の書類を発行してもらい、メインバンクにそのまま直行。

メインバンク担当者には保証協会の担当者から伝えられた内容を資料作成中にシェアしてあったので、融資に関してはすんなり進む。

(後日、結果として6月末までの支払金額満額の融資及びリスケ債権全額借換が決まった)

 

4 5号セーフティーネット取得と書類のポイント

4号セーフティーネットを取得し、併せて 感染症借換制度を利用して借換を使用としていたところ、メインバンクではない金融機関から借り換えのために5号セーフティーネットが必要と連絡を受ける。

その連絡を受けた当日はすでに区役所が閉まっていたため、5号セーフティーネットの書類を作成し、その日は帰宅。

翌日、役所で5号セーフティーネットの申請を行い、その場で5号セーフティネット書類を発行してもらう。

その書類と4号セーフティーネット書類のコピーをもってメインバンクではない金融機関に直行。借換申請の書類を作成し、提出。

結果として、 リスケ債権全額の借換が決まった。

 

5 セーフティーネットや制度を活用することで得られた結果

今回のセーフティーネットを活用してまずは資金不足による倒産は回避できることはかなりの確率で確定したと評価できそう(緊急事態宣言が7月末以降も継続する場合はこの限りではない)。

また借換を活用することでリスケ状態から正常取引先という扱いに変更された。これにより今後何か問題があっても更なる融資を受けることは可能となった。

 

必要書類の提出や融資の実行までにやらなければならないことが非常に多く、一刻でも早く記事をアップしたかったが、結果的に金商契約締結、融資実行まで来てからのアップになってしまった。

備忘録的な記載もあり、わかりにくい文章となってしまっていることは大いに反省。

コロナ融資を受けたい方、リスケとかで悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。

 

 

質問があればコメントお願いします。なるべくお答えするようにします。

 

 

 

まだまだお金が足りない!社員の給与を減らすの巻

13207です。

 

相変わらずお金がない会社の話です。

これはリスケの時期と並行して行っていた話です。昨年の9月初旬頃の話です。

 前回の記事はこちら

 

sa21.hatenablog.com

 

相変わらず会社にはお金がありません。

社員も暗い雰囲気です。

辞めたがっている社員もいました。

私も正直辞めたいと思っていた時期でした。

 

社長

「お金足りない。

倒産して社員が路頭に迷うことはしたくない。

とはいえ、社員の給与も減らさないと本当に現金がなくなってしまう。

ここは一発社員の給与を下げないといけないと思う。

きみやって!!」

 

キターーーーーー━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━!!!!!

社長命令。。。

ただでさえ社員辞めたがっているのに。。。

こんなことしたら優秀なメンバー辞めちゃうじゃん!!!

おまけにメンバーに嫌われるし、恨まれるじゃん!

 

「社長、ぜったいに嫌です」

 

社長

「じゃあ、この会社倒産するしかないかなあ。。。」

いやいやいやいや、会社倒産するのは私のせいじゃないですよ!!!

なんで私がやるの??

いや、会社なくなって収入がなくなるのも困るわ。

この年で会社倒産して転職活動するのも困るわ。

 

13207

「条件があります。社員の給料を下げている間、社長の給料なしにしてください。

あと、会社のお金がないことを伝えます。

この2つを飲んでくれなければやりません」

社長

「わかった。給与無しでいいよ。

その代わり、経費の立替分だけちょうだい」

 

「わかりました。じゃあ、やります」

 

ということで社員の給与削減をすることになりました。

 

社員給与は一方的に下げることはできません。労働法調べました。

社員各自の同意を得る必要があります。

そのため、社員をそれぞれ呼び出すことにしました。

 

とはいうものの、全員を個別に呼び出して同意を取るのも時間がかかります。

そのため、順番を考えました。

各部署の中核メンバーを先に呼び出し、時間をかけて納得してもらい、その後、若手という順番にしました。

 

中核メンバーにはこんな感じで話をしました。

「申し訳ないのだけど、給与下げさせてもらっていいかな?

多分、わかっていると思うけど、いま会社本当にお金ないの。

経理のトップやって、数字を正確に毎週反映しているのだけど・・・。

思った以上にお金がないんです。

社長の演技じゃなくて、本当にお金がないんですよ。

外注さんとか契約を解約してなんとか倒産を避けたけど、それでもやっぱり足りないの。

申し訳ないのだけど、半年くらい減給させてもらっていい?」

メンバーからはいろいろな反応がありました。

 

「退職勧告されるのかと思っていました」

「半年くらい我慢すれば会社は立ち直りますか?」

「結婚決まってるんで、本当に困るんですけど」

「減給とか、本気でやめて下さい」

 

そんな反応の中で自分が作ったエクセルのシートを見せて

黒字化の開始は10月を予定していること

固定経費を削減して赤字体質からの脱却を目指していて、体質改善を進めていること

社長は半年給料無しになったこと

銀行からのリスケで資金的な余力を作り、会社の経営を立て直していること

固定費削減によって年間のキャッシュフローの改善がかなり見込まれること

会計は毎月社員に対して簡潔な報告をすること

転職しなければならない状況となったときはすぐに知らせること

転職先候補を紹介すること

 

とにかくいろいろと話をしました。

 

もともと社内では個人的なコミュニケーションは取っていましたが、今回は公私にわたって濃いコミュニケーションをとりました。

時間としては1人当たり、1~2時間程度。

それをシラフで何人も真面目に話します。

人生に大きく影響するトピックということもあり、半年分くらいの濃いコミュニケーションをとったと感じました。

 

結果、中核メンバーは退職希望者0、全員が減給同意ということになりました。

 

その後は中核メンバー以外のメンバーです。

各メンバーを呼び出して給与減給の話をしました。

話をした内容は中核メンバーと同じです。

ただ、違ったのは反応でした。

全員が即答で減給に同意してくれました。

中核メンバーがすでに話をしていてくれたおかげだと思っています。

 

全員から減給同意をもらい、退職希望者0という報告を社長にしました。

その報告を聞いて社長は泣き出しました。

私は

ここは泣いて話をした方がドラマっぽいな、なんて思いつつ、

社長が泣いているのを見ても

一円にもならない忍びないので

その場を後にしました。

 

まずは社員がだれ一人辞めることなく会社再建を進めることができたのは本当に良かったと思います。

ただでさえ小さい会社で1人辞めてもマンパワーが不足した状態となってしまいます。社長は社長で従業員を雇うたびに常に社員の生活をどうやって保障するか、生活をどうやって維持するかを考えていました。

 

今回のことでも会社のお金がない状態となってしまったことを素直に反省し、給与は全額返上、立替として支払ったお金だけをもらう生活となっても文句ひとつ言わず、とにかく歯を食いしばって頑張っています。

 

今回の件で社長は社員を解雇するなり、退職を募るという選択肢をとることもできたと思っています。

解雇、退職勧奨など安易な選択肢をとらなかったことで会社がちょっとまとまったような気がしています。

 

まだまだ続く

 

 

社員が自分の将来のことを考えたうえで会社に残るという選択をしてくれたのはありがたかったといま振り返っても思います。

 

 

続く

 

 

 

 

 

 

まだ支払いが大変だ!銀行への支払いどうする?の巻

13207です。

 

ご無沙汰しております。

まだ会社は倒産していません(笑)。

ちょっといろいろなことがあって更新が遅れていました。

 

前回からの続きです。

 

 前回の記事はこちら↓

sa21.hatenablog.com

 

これは8月の終わりの頃の話です。

社長

「現金まだまだでるよね。足りないね。どうしよう」

 

契約を多数解約してもまだまだ支払いが多く、手元にある現金がどんどん出て行ってしまう状況でした。

会計の数字上、10月末には黒字化達成の予定だったのですがそれまでは赤字が続きます。

正直、月末まで先がどうなるのか読めない状況でした。

社員もいままでとは違う社長の社内の雰囲気を感じ取っています。

いままでとは違う社内の雰囲気を作り出していたのは社長本人でしたが(笑)

社員も毎日不安そうに仕事をしています。

一部社員からはこの会社を辞めたいという相談も受けるようになりました。

 

社長

「ほんと現金が足りなくてきついから銀行にリスケをお願いしてみようか」

「リスケしたら5年くらい銀行からの借り入れができないようになると聞いています。

それでも大丈夫ですか?」

社長

「5年間の融資の心配の前に明日とか来月の方が心配だ。

5年間で倒産したら元も子もないんだから。

いまの現金の流出をとにかく止めないといかん」

13207

「わかりました。

顧問の税理士と銀行リスケの打ち合わせしてきます」

 

はー。まじか。

リスケ。

噂には聞いていたけど、自分とは異なる世界の話だったし、小説の話だとばっかり思ってました。

勤務先がやるとは思わなかったな~。

ドラマでしか見たことないよ~。

リスケ断られたら会社辞めて転職だな、と思いながら

顧問の税理士にアポどり。

 

「先生、取引先銀行全部リスケするって社長言ってますけど。どうしましょう。

何が必要ですか?」

税理士

「まじですか~。

リスケすると5年程度は借入できないといわれてますけど。

会社としてはどうなんですか?」

「社長は5年先の心配よりも来月以降が心配だって言ってます」

税理士

「そうですか。わかりました。

全ての取引先銀行の担当者とまず話をしてください。

メインバンクの担当者がまとめてくれるはずです。

とはいえ、リスケ期間が終わったら支払は再開するのでそれまでに体力が復活するような資料は必要となります。

そこはこちらで作っておきます」

「わかりました」

普段会社の数字打ち込むだけでかなりの金額とっているだけかと思っていたけど

税理士はやはり銀行との関係を構築している経験上、こういったときに的確なアドバイスができると感じました。

また、同じような相談を何件も受けているのだ、と直感的にわかりました。

 

会社に戻って

「税理士と話してきました。リスケ用の資料作成してくれるそうです。

メインバンクの担当者と相談してください、ってことでした」

社長

「わかった~。

資料は10日後完成だよね。資料完成後の日程でアポどりしてね~。

当日はなんとか粘ってみよう!」

 

アポの当日

メインバンク担当者

「こんにちは~。

今日はどうされました?」

社長

「今日はまじめな話させてください。

リスケを考えています。

聞いた話だとリスケをしたら5年間新規の借り入れができないと聞いています。

5年間借り入れができないことを前提にしても今はリスケをしなければならない状況となっています。

当面の間、借入ができないということは覚悟しています。

それでもリスケをしなければなりません」

そう伝え、税理士から受け取っていた資料を担当者に渡しました。

メインバンク担当者

「わかりました。

いますぐリスケができる、できないということは返答できません。

支店に戻ってから上長と検討の上、返答をさせてください」

「ちなみになんですが。

リスケの期間が終了してから1年後には当行では新規借入することができるようになっています。

5年間借入無しで事業を継続する気概があり、計画性もあるのであれば御社は大丈夫だと思っております。

リスケが終了し、通常の返済が再開する際にはまたいろいろとお話をさせていただければと思います」

そう言って担当者は弊社をあとにしました。

 

もっときつい言葉を浴びせられたり、文句を言われるのかと思っていましたが、そんなことはありませんでした。

やっぱりドラマのようなことはドラマでしかなかったと感じています。

 

メインバンク以外の借入を行っていた銀行ともリスケの話をし、資料を持って帰ってもらいました。

 

会社は創業してからまだそんなに期間も経過していません。

そのため、政策金融公庫からも借り入れをしていました。

政策金融公庫さんはリスケ相談は日常的にあるようで一番事務的な対応をされました。書類を出して、メインバンクさんやほかの金融機関さんがリスケOKであれば、うちはリスケ問題ないよ!というレベル感でした。

 

リスケは貸し出しを行っている金融機関同士が連携して同じような期間、元金の返済猶予を行います。

2週間かからず、リスケOKの返答を頂きました。

リスケを行う際には書面に押印等をしなければなりません。

そのため、担当者がまたやってきました。

 

メインバンク担当者

「こんにちは。

今日はよろしくお願いします。

色々と大変でしたね。

リスケの決断をして頂いてありがとうございます。

当行としては倒産されるよりも融資したお金を回収できる可能性が高くなる方が助かります。

これだけ一気に経費削減して9月以降、キャッシュの状況が改善することは理解しました。あとは売上を維持していただければ会社の体力もついてくると考えております。

計画通りに進むといいですね」

 

社長

「いろいろとありましたからね。

13207が経理責任者となって数字が正確に毎週報告されるようになりました。

前任経理がいろいろと手を抜いていたのがよくわかりました」

 

メインバンク担当者

「13207さん

大変に申し訳ないのですが、よろしければ、毎月会計資料を当行に持ってきていただけませんか?

毎月の会計資料があれば当行内でも御社の経営状態を正確に把握できます。

リスケ終了後、より早く融資ができるようになるのではないかと考えております。

いかがでしょうか」

 

社長

「君、毎月報告やって。毎月行って」

有無をいわせない社長命令が来ました。

 

13207

「そんな面倒くさいことなんかやりたくありません。顧問税理士がいるので顧問税理士に任せます。他にやることたくさんあるでしょ。」と思いつつ、

「わかりました。

ただ、1つお願いがあります。

決算処理は私は今期が初めてです。というよりも経理初心者です。

期末から決算終了までは多分それどころではないように見受けられるので、その時期は行かなくてもよろしいですか?」

 

社長

「だめ」

まじか!

早く家帰れないじゃん!!!!早く家に帰りたいの!!

 

メインバンク担当者

「大丈夫ですよ、社長。

経理経験者でも決算大変ですからね。

期末後、決算確定までは当行にいらっしゃらなくても大丈夫です。

その代わり、決算確定後はすぐにご連絡ください。

お願いします」

 

ということでリスケを実行することができました。

 

こうなるまでネットでリスケのことをいろいろと調べました。

リスケしたら会社が終わる!くらいの記事もありました。

でも実際金融機関の担当者と話をしてみると、結構あっさりとリスケをすることができたと感じています。

無論、リスケに応じる前提として一気に経費削減をして出費は最低限のレベルまで下げていたことや売上自体が大きく下がっていなかったことがあります。

 

金融機関からリスケの承諾をもらえたというのは大きな壁を超えられたのではないかな、と感じています。

 

とはいえ、まだまだこれはほんの序章でした。

 

続く

 

 

 

会社の数字を見てびっくり!もうすぐ倒産?どうする俺?

13207です。

 

前の記事では

私が経理のトップとなってしまった話を書きました。

 

 

最初に私が経理のトップとしてやったこと。

それは会社の出入金を正確に把握する、ということでした。

 

これまでは前任者から発表されていた社内数字を見てざっくりと把握していた程度でした。

まずは出入金の記録を通帳、ネットバンキング、請求書等で正確に把握し、記録していくことにしました。

とはいっても、経理経験のない私は、前任者のフォーマットを参考に自分なりに使いやすい形に変更しました。

その際に役に立ったのは購入してからまだ1週間も経過していないこの本と銀行の通帳。

はじめての人の簿記入門塾―まずはこの本から!

はじめての人の簿記入門塾―まずはこの本から!

 

経理の責任者にはなりましたが、簿記もよくわかってません。

前任の経理のトップもいろいろとやっていたようですが、私は素人経理なのでやっぱりよくわかりません。

素人経理として最初に正確に把握しなければならないのは、入るお金と出るお金、その差額の3点です。

 

そのため、ルールをシンプルにして

日付の他、入金は左側、支払や出金は右側、収支は1番右側として表記しました。

 

簿記のように複雑にしないこと(会計記帳は顧問税理士の仕事だし)

一目見て入金額はいくら、支払金額はいくら、ということを把握できるようにすること

とにかく長く続けることができるようにすること

の3点が目的だったからです。

 

その日から10日間、手元にある請求書や通帳、データの数字を打ち込んで簡単な出入金の確認をしてみました。

すると。

 

大変なことがわかりました。

 

売上入金より支払金額がでかい。それも毎月300万円以上。。。。

 

 

ちーん。。。。

 

 

おーい。

どうする俺?

明日辞表を出しに行くか??

このまま転職エージェントに登録するか?

 

 

急いで社長に確認しました。

「社長、いま現金いくらありますか?

このまんまだと夏が終わるころには倒産しますよ。

社長へそくりないっすか?

愛人とかに貢いでるお金あったらそれ会社にまわしませんか?

どうします??」

 

社長

「どうにかして」

 

まじか???

子供ちっちゃいし、これからお金かかるのに!!

嫁と離婚されたら本気で困るわ!!

会社倒産されたら本気でやばいわ!!

 

 

頭フル回転です。

頭フル回転させても会社ですぐできることなんてそんなにありません。

 

売上は前年度の対比でだいたいの数字は予測できます。

とはいえ、一気に数字が上がることもありません。

売上自体は前年度対比100%、要は昨年と同じ売上が同じ月に発生することを前提にしました。

そうするとやれることはただ1つ。

余計な出費を減らすこと。

 

社長にはこう伝えました。

「いまは余計な経費を削るしかありません。

私が不要と判断するものはすべて契約を解除します。

割高と判断するものに関しては類似サービスの見積もりを取って割安なサービスに切り替えます。

余計な経費を削りに削って必要最低限のレベルまで落とします。

固定費は本当に必要最低限といえるくらいとにかく削ります。

変動費に関しても必須なもの以外は契約を解除します。

今の支払いに関してもキャッシュがない期間は支払いを遅延します。

取引先への遅延の連絡は社長がやってください」

 

社長

「やらなきゃだめ?」

 

「だめ」

「やってくれなきゃ会社辞めます」

社長

「…」

「わかった」

 

こうしてまずは経費削減からはじめました。 

 

 

手入力したばかりの会計データを見れば見るほど、無駄なものがあることに気づきます。

経費削減の方針として
「これがないと業務が立ち行かない、業務をすることができないもの」と
「それ以外」
に分けた上で、「それ以外」に関しては原則削減対象としました。

全ての外注、サービスは全てゼロベースで見直し、業務に必須なものだけを残すということです。

「これがないと業務が立ち行かない、業務をすることができないもの」

に関しても、同じサービスを安い価格で提供しているものがあるようであれば安いサービスに乗り換える、という方針にしました。

解約に際しての違約金に関しても相手方と交渉し、違約金の金額を減らしてもらえるよう努力しました。

とにかく現金が枯渇してしまった時点で会社が終わります。

現金をとにかく手元に残すため、業務で使用するもの、サービスに関しては必要最低限、また、コストも必要最低限となるようにしました。

削減目標として直近の支出の20%
最低ノルマとして10%でした。
余計な支出として判断したものとして
・業務スペースの縮小
・スペースがあき気味の倉庫の解約
・作業スペースの解約
・縁故のコンサルの解約

これに関しては即時解約しました。

違約金を支払ってでも月額支出を抑えなければならないからです。


業務で使用していたシステムに関しても同等のサービスを提供できる企業から見積もりを取り、ヒアリングを行ったうえでシステムを変更しました。

 

縁故で使っていたシステムやネットに詳しいコンサルやコンサルから紹介されたシステム会社もバッサリ解約です。

もともと社員からもコンサルやシステム会社に対して不満が多かったのですが、コンサルが社長の知りあいだったりしてなかなか解約を実行できないところでした。
それでも解約しなければなりません。

コンサルや害虫外注のシステム会社から文句いわれても対応できるよう、顧問弁護士を同席させ、解約書面を面前で交付し、法的に問題がない形での処理を行いました。

顧問弁護士には事情を説明し、顧問料以外にフィーが発生しないように話をしたうえで様々な契約打ち切り交渉(というなの解約告知)に同席してもらいました。

解約した契約はいくつもあります。

 

それだけ契約を解約しても全体の削減目標数値20%を達成することはできませんでした。

反面、固定費に関しては30%の削減を達成することができました。

これに関しては社長に変動費は売上に変動するため、削減に限界があること、不用な固定費を削減するほうがキャッシュフローに大きな影響があることを説明しました。

また、併せて月の支出金額に関しても解約によって経費が削減され、売上が現状のままで推移すればおよそ3か月程度で赤字流出が止められることを数字で説明しました。

 

ここまでおよそ2週間。

1日対応が遅くなれば会社の現金が減っていきます。

とにかく速いスピードで処理することを心がけました。

 

同時に私の体重もいい感じで減っていきました。

 

社長、頑張ってるからボーナスください。

 

続く

 

 

問題の勃発。そして逃げられない場所に。

13207です。

 

2018年はいろいろなことがありました。

 

sa21.hatenablog.comこの記事でも書きましたが6月から9月くらいまで仕事でさまざまな問題が発生しました。そのことを備忘録がてら書いていきたいと思います。

 

取引先とかが特定できないようにある程度ぼかしたり、会社を特定できないように業種などに関しては触れない形で書いていきます。

 

ことの発端は5月末くらいだったと記憶しています。

「社長、今月の支払いどうするんですか?」

という経理トップの一言でした。

 

私が勤めている会社は夏になると資金繰りが悪化しやすい会社でした。

そのため、「あー、はじまったよ、そんな季節か」

個人的には夏の風物詩くらいにしか思っていませんでした。

 

とはいえ、時は2018年5月。

2018年の夏は猛暑になるとはつゆ知らず(笑)、

今年はやけにその時期が早くないか?今年は猛暑になるのかね?

なんて程度に思っていました。

他の社員とも、今年は猛暑になるかもね、なんて話をしていました。

 

2017年に会社は銀行から融資を受け、売上も堅調に推移しているから2018年の夏に現金が不足する予定ではなかったはず。

そう思いながらも、給料上がるわけじゃないから

専門外・担当外のことはよくわからないので社長にこの辺の話をするのはやめておこうと思いました。

勤務している会社は、余計なことをいえば、言い出しっぺ責任でその業務を担当しなければならなくなり、面倒くさいことはとにかく増やしたくありません

マンパワーが常に不足していました。

仮に仕事を増やしたとしても、給与や手取りが上がることは絶対にありません期待できません。

余計なことをしないの専門外のことは専門にやっている人間や担当者が対応するが一番という判断をしました。

 

そこから2週間くらいたったある日のこと。

社長が私を呼び出し、なんでこの会社は現金が足りないのか?って真面目に聞いてきました。

余計な仕事を増やされたくなかったし、給料も上がることはないとわかっていたので

当初、

「数字のことはわかりません。売上は前年度対比100%以上は達成しています。お金や現金のことは経理担当者と話をしたほうが的確です」

とだけ答えていました。

 

社長に「資金管理がおかしくないですか、余計な出費削った方がいいですよ」

なんて話したら、

社長から原因を調査しろとかいわれて余計な仕事をやることになるし、担当部署の人間から嫌がらせを受けることは明白なので、

担当部署の判断を他の部署の人間が批判することになってしまうので、黙っていようと思っていました。

そしてこの時は面倒くさいことに巻き込まれるのは嫌だったのでずっと黙っていました。

 

それから数日経過して、社内の若手メンバーと飲む機会がありました。

その若手メンバーも会社のキャッシュのことを心配しているようで、なぜキャッシュが不足しているのか、聞いてきました。

その社員は年齢的に若いこともあり、将来的な幹部候補生でもあるためその理由をわかりやすく伝えました。

 

 

そこからまた数日経過して再度社長からお呼び出しを頂きました。

「きみは、数字のことがよくわかっているみたいだね。今日から経理のトップやって」

きてしまいました。

有無を言わさぬ社長命令です。

 

あー。きちゃった。まじ。ほんとやめて。若手社員のやつ、社長の指示で酒に誘ったんだな、あいつ絶対しばいてやる!

って思ったのですが、そんなことは

会社員として困った依頼を受けても顔に出すことはできません。

 

余計なことをやっても給料は上がらないし、

担当部署のメンバーに嫌われるのも嫌です。

経理のトップやるなら、

今の経理のトップを辞めさせること、

経理メンバーの協力を得ること、

いまの仕事との兼務は不可能なため今担当している仕事を他のメンバーにやらせること

経理のトップとして何かを判断・決定したらその決定は社長の一存で変更しないこと」

を伝えました。

 

経理のトップの人間を辞めさせることはそもそも難しいことだし、

仮に経理任せられても自分なりの決定を簡単に変更されたら部署変更しても面白くも何ともありません。

そのため、社長が簡単に「イエス」といえない条件を出したつもりでした。

 

一瞬の静寂ののち社長の口から

「実は経理のトップはこの会社を離れることが決まった。

経理メンバーからは君に経理のトップをやってほしいといわれた。

協力体制はできている。

いまの部署のメンバーの面倒は君の下の人間に任せるので、経理に専念してくれ」

 

がーん。

マジかよ...。

既に根回し終わってたのか...。

 

その日から肩書が「経理最高責任者」となりました。

 

とはいえ、私はそれまでエクセルに数字を打ち込んだことしかやったことはありません。

そのため、退社後、本屋に直行して本を2冊購入しました。

 

 

はじめての人の簿記入門塾―まずはこの本から!

はじめての人の簿記入門塾―まずはこの本から!

 

 

 

マンガでやさしくわかる会社の数字

マンガでやさしくわかる会社の数字

 

 

この2冊を通勤の時間で読むことにしました。

 

通勤時間帯は本当ははまっているゲームをやる時間に充てるはずだったのに!!!

あー!!

ゲームやらせろ!!

っていうのが本音なのですが、仕事の食い扶持亡くなってしまってはどうしようもありません。

 

もともとよくわからないことは基礎的なことを徹底するというのがこれまでやってきたことです。

経理とか、数字とかさっぱりわからないとおもっていたのでまずはマンガとか超入門とかからはじめることにしました。

 

それにしても本当に素人経理大丈夫か??

 

不安のひびがはじまりました。

 

 

続く。

 

宅建試験に3か月で合格した方法 1 総論的な話

13207です。

 

今回は私が3か月の勉強で宅建試験に合格した方法を書いていきます。

 

この記事を読んで役に立つ人:宅建試験に合格したい人。時間のない中で合格したい人

 

前提

私の知識レベルと宅建試験の受験に関して

法律は勉強したことある。試験科目のうち、民法はある程度勉強した経験はある(昔の大学で卒業できるレベル)

宅建業法やその他の法令に関してはほとんど素人レベル。

宅建試験を受けたのは2009年、2017年の2回。

 

 全体的な方針

宅建の分野ごとに目標点数を設定し、その目標を達成するようにした。

具体的には

権利関係 目標点数11点

宅建業法 目標点数20点

5点問題 目標点数3点

それ以外 目標点数3点

 

勉強の方針

勉強の方針としては、以下のことを重視

1 問題をとにかくこなす

2 頻出分野、出る分野、出そうな分野、出ない分野を分けて頻出分野、出る分野を徹底してやり、出ない分野は目次だけ覚えそれ以外はやらないことにした

3 苦手分野、1問当たりの勉強時間を意識(要は時間をかけて勉強して1点をすることと時間がかからない勉強で1点を取ることを分けて考えていた、ということ)

 

具体的な勉強法

1 目次はしっかりと見て章立ては記憶するようにしていた

2 わからない分野に関してもわかる分野に関しても問題集中心主義。問題を解いてわからないところを明確にしてからインプットをはじめた

3 教科書は要点・頻出分野を意識した薄い教科書を選択し、覚えなければならないことをとにかく絞っていった

4 最後の1週間は教科書の見直し、正確な知識のインプットとその確認だけをするように勉強を仕上げる

 

使った問題集、教科書はこちらの記事を読んでください。

 

sa21.hatenablog.com

私自身は7月に試験を申込しておきながら、9月まであんまり問題集も教科書も読んでいませんでした。

実際の9月からの生活に関しては以下の記事を読んでください。

 

sa21.hatenablog.com

この記事は公開日時こそ2019年ですが、記事自体の作成は試験直後です。記事を公開したと勘違いしていました。

 

これをやってはいけないと意識したこと

1 分厚い教科書を買わない

2 問題集や教科書を何冊も買わない

3 出題される可能性の低い分野、ほとんど出ないような分野に時間を割かない

 

 本試験2週間前までの勉強方針

1 とにかく過去問を演習。最低3回。すべての肢に関して正確に解けるまで繰り返す。

2 すべての肢を正確に解答できた場合、4回目以降は不要。

3 正確に解答できない肢に関しては何回も繰り返す。

4 模擬試験は直前模試まで受験しない。

 

本試験2週間前から1週間の勉強方針

1 模擬試験を受ける。その復習と弱点の洗い出し。

2 過去問を演習。すべての肢を正確に解ける問題は基本破り捨てる。

3 問題演習の時間よりもインプットを重視する。

4 模擬試験を通じて宅建業法や権利関係でできていると思っていたけどできていなかった分野、項目に関して演習とインプットの繰り返し。

 

本試験1週間前から試験前日までの勉強方針

1 全体のインプットを強化。

2 暗記するところは何回も徹底して繰り返して覚える。

3 演習は時間があるときにまとめてやる。

4 暗記に関してはキーワードを中心に。

 

試験当日

1 午前中に教科書を1回読む。

2 受験用はがきと鉛筆セット、財布を確認。

3 得意な分野の問題集を1冊持っていき、書き込みやボロボロ感を見ながら、自分は一生懸命に勉強したから自信をもって良いと繰り返し自己暗示をする。

 

以上です。