アラフォーの仕事と子育て日記

ベンチャー企業に勤務している人の日記。 日常的なことやメモのほか、英語、ネットショップ運営、子育てに関して書いていきます。

問題の勃発。そして逃げられない場所に。

13207です。

 

2018年はいろいろなことがありました。

 

sa21.hatenablog.comこの記事でも書きましたが6月から9月くらいまで仕事でさまざまな問題が発生しました。そのことを備忘録がてら書いていきたいと思います。

 

取引先とかが特定できないようにある程度ぼかしたり、会社を特定できないように業種などに関しては触れない形で書いていきます。

 

ことの発端は5月末くらいだったと記憶しています。

「社長、今月の支払いどうするんですか?」

という経理トップの一言でした。

 

私が勤めている会社は夏になると資金繰りが悪化しやすい会社でした。

そのため、「あー、はじまったよ、そんな季節か」

個人的には夏の風物詩くらいにしか思っていませんでした。

 

とはいえ、時は2018年5月。

2018年の夏は猛暑になるとはつゆ知らず(笑)、

今年はやけにその時期が早くないか?今年は猛暑になるのかね?

なんて程度に思っていました。

他の社員とも、今年は猛暑になるかもね、なんて話をしていました。

 

2017年に会社は銀行から融資を受け、売上も堅調に推移しているから2018年の夏に現金が不足する予定ではなかったはず。

そう思いながらも、給料上がるわけじゃないから

専門外・担当外のことはよくわからないので社長にこの辺の話をするのはやめておこうと思いました。

勤務している会社は、余計なことをいえば、言い出しっぺ責任でその業務を担当しなければならなくなり、面倒くさいことはとにかく増やしたくありません

マンパワーが常に不足していました。

仮に仕事を増やしたとしても、給与や手取りが上がることは絶対にありません期待できません。

余計なことをしないの専門外のことは専門にやっている人間や担当者が対応するが一番という判断をしました。

 

そこから2週間くらいたったある日のこと。

社長が私を呼び出し、なんでこの会社は現金が足りないのか?って真面目に聞いてきました。

余計な仕事を増やされたくなかったし、給料も上がることはないとわかっていたので

当初、

「数字のことはわかりません。売上は前年度対比100%以上は達成しています。お金や現金のことは経理担当者と話をしたほうが的確です」

とだけ答えていました。

 

社長に「資金管理がおかしくないですか、余計な出費削った方がいいですよ」

なんて話したら、

社長から原因を調査しろとかいわれて余計な仕事をやることになるし、担当部署の人間から嫌がらせを受けることは明白なので、

担当部署の判断を他の部署の人間が批判することになってしまうので、黙っていようと思っていました。

そしてこの時は面倒くさいことに巻き込まれるのは嫌だったのでずっと黙っていました。

 

それから数日経過して、社内の若手メンバーと飲む機会がありました。

その若手メンバーも会社のキャッシュのことを心配しているようで、なぜキャッシュが不足しているのか、聞いてきました。

その社員は年齢的に若いこともあり、将来的な幹部候補生でもあるためその理由をわかりやすく伝えました。

 

 

そこからまた数日経過して再度社長からお呼び出しを頂きました。

「きみは、数字のことがよくわかっているみたいだね。今日から経理のトップやって」

きてしまいました。

有無を言わさぬ社長命令です。

 

あー。きちゃった。まじ。ほんとやめて。若手社員のやつ、社長の指示で酒に誘ったんだな、あいつ絶対しばいてやる!

って思ったのですが、そんなことは

会社員として困った依頼を受けても顔に出すことはできません。

 

余計なことをやっても給料は上がらないし、

担当部署のメンバーに嫌われるのも嫌です。

経理のトップやるなら、

今の経理のトップを辞めさせること、

経理メンバーの協力を得ること、

いまの仕事との兼務は不可能なため今担当している仕事を他のメンバーにやらせること

経理のトップとして何かを判断・決定したらその決定は社長の一存で変更しないこと」

を伝えました。

 

経理のトップの人間を辞めさせることはそもそも難しいことだし、

仮に経理任せられても自分なりの決定を簡単に変更されたら部署変更しても面白くも何ともありません。

そのため、社長が簡単に「イエス」といえない条件を出したつもりでした。

 

一瞬の静寂ののち社長の口から

「実は経理のトップはこの会社を離れることが決まった。

経理メンバーからは君に経理のトップをやってほしいといわれた。

協力体制はできている。

いまの部署のメンバーの面倒は君の下の人間に任せるので、経理に専念してくれ」

 

がーん。

マジかよ...。

既に根回し終わってたのか...。

 

その日から肩書が「経理最高責任者」となりました。

 

とはいえ、私はそれまでエクセルに数字を打ち込んだことしかやったことはありません。

そのため、退社後、本屋に直行して本を2冊購入しました。

 

 

はじめての人の簿記入門塾―まずはこの本から!

はじめての人の簿記入門塾―まずはこの本から!

 

 

 

マンガでやさしくわかる会社の数字

マンガでやさしくわかる会社の数字

 

 

この2冊を通勤の時間で読むことにしました。

 

通勤時間帯は本当ははまっているゲームをやる時間に充てるはずだったのに!!!

あー!!

ゲームやらせろ!!

っていうのが本音なのですが、仕事の食い扶持亡くなってしまってはどうしようもありません。

 

もともとよくわからないことは基礎的なことを徹底するというのがこれまでやってきたことです。

経理とか、数字とかさっぱりわからないとおもっていたのでまずはマンガとか超入門とかからはじめることにしました。

 

それにしても本当に素人経理大丈夫か??

 

不安のひびがはじまりました。

 

 

続く。